2015年8月3日月曜日

ひらめきは100%的中しない。

例えば、私の曲創り場合、テーマを決めたら、そのメロディーやアレンジ
メロディーや音色のひらめきが浮かんでくるのを待って、ひらめいた
メロディーやアレンジメロディーや音色を実行してみるのですが、初め
のひらめきでOKになることは、ほとんどありません。

見直しした時に、違和感を感じたメロディーやアレンジメロディーや音色は、
次の違ったひらめきが浮かんでくるのを待って、次のひらめきを実行して
いきます。

そうして、違和感を感じない調和のとれた完成度の高いメロディーやアレンジ
メロディーや音色になるまで、その作業を続けます。

完成度の高い歌になるまでに、
作曲の場合は、10~20回ぐらい部分的な手直しをします。
アレンジの場合は、20~50回ぐらい部分的な手直しをします。

ここで大事なのは、ひらめきを実行してうまくいかなくても、失敗と思わないこと
です。落ち込まないことです。
また、目標に一歩近づいたと思うことが大事です。

目標に一歩近づいたという思いで、ひらめいたことを続けていると、ある時、
目標が達成されるのです。

曲創りをしている時に、ふとっ浮かんだことがあります。
曲創りの作業は、立体彫刻の作業と同じなんだということ。

立体彫刻の作業は、初めに全体を荒削りして、それから徐々に細かい
部分を削って、何度も全体の調和を確認しながら、さらに細かい部分を
削って、完成度の高い作品に仕上げていく。

曲創りも、初めに全体のメロディーを創り、それから徐々に違和感のある
メロディーを手直して、何度も全体の調和を確認しながら、さらに違和感の
ないしっくりくるメロディーに仕上げる。
それから、メロディーに合った各楽器のアレンジをして、違和感のあるメロ
ディーや音色の変更を手直して、何度も全体のサウンドの調和を確認しな
がら、さらに違和感のない完成度の高い曲に仕上げていく。

要するに目標が達成されるまで、うまくいかなくても、目標に一歩近づいたと
いう思いで、何度もひらめいたことを実行していくことが大事です。

また例えば、「会社や人に商品やサービスを売り込もう」とひらめき実行した時
に、うまくいかなくても、前にも述べたことように、「人間万事塞翁が馬」と思う
ことが大事です。

その時はうまくいかなくても、1年後か3年後に相手からオファーがあるかも
しれないからです。
楽しみに待てばいいのです。

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